部下が育つ職場とは?【管理者向け】
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部下の仕事を取り上げていませんか?
「もういいよ、あとは私がやる」
そんな言葉を、つい口にしていませんか?
社内でもやり手と言われるA部長。仕事が誰よりも速くバリバリ働いています。
半面、部下に仕事を振ることが少なく、ほぼ一人で仕事を進め徹夜もいといません。
部署としては業績が上がっているのですが、仕事を任せてもらえない部下は不満を抱えているようです。
【問題点】
A部長はプレーヤーとしてはとても優秀だといえます。
しかし、企業は組織ですから、チームで協力し合って業務にあたらなければならない場合もあるでしょう。
また、個人の単独プレーに頼っている体制では、例えばその人が倒れた場合、
会社が立ち行かなくなるリスクがあります。
そのため、自分一人でやったほうが速いとしても、部下の成長を信じて任せることが必要です。
【改善方法】
(1) 部下を信頼しよう
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
という格言にあるように、人材育成で大事なのは、「見本・信頼・支援」であるといわれています。
まずは手本を見せ、そして信頼し、必要なときに初めて支援をするのです。
・見本……自らがまず先頭に立って行動すること
・信頼……相手のすべてをそのまま受け入れること
・支援……相手のために尽くすこと
「見本・信頼・支援」を心がけたとしても、すぐに効果が出るわけではありません。
部下のことを信頼し、最低でも半年程度は気長に成長を待つことが大切です。
(2) 最後までやり切れるように指導しよう
任せた仕事を途中で取り上げると、部下のやる気は激減してしまいます。
部下に仕事をやり切ってもらうためには、的確で継続的な支援が大切です。
定期的に「1on1ミーティング」をするなど、部下が相談しやすくなる仕組みを作ることで、
支援が必要な状況に早めに気が付くことができます。
例えば、
「この仕事をやって見せるね。次からは一人でやってみて」
「進め方で迷ったら、いつでも声をかけてね」
と定期的に声をかけることで、部下も相談しやすくなります。
「自分でやったほうが早い」と抱え込むのではなく、部下を信頼して任せ、
必要なときに支援することで、チーム全体の成長につながるのではないでしょうか。
