目標を達成するためには?
- 社内制度
新年などで一年の目標を立てる人も多いと思います。
どのくらいの人が目標を達成できているのでしょうか??
アメリカのスクラントン大学の2015年の調査によると、
新年の抱負を達成できたという人は8%、残りの92%は途中で挫折したり達成できていないとのことです。
つまり、ほとんどの人が目標を達成できていないのです。
なぜほとんどの人が目標を達成できないのでしょうか?
それは、1年間何かを継続して頑張ったら成し遂げられるという目標が多いからです。
また、目標自体があいまいであるということもあります。
例えば、長期的な例として
- 1年間早寝早起きする
- 1年間階段しか使わない
等です。
また、例えば、目標があいまいな例として、
- 今年は健康的に生活する!
- 明るい職場を作る
- イキイキと働く!
- 自立型社員を育てる!
等の例があります。
長期的な場合は、1年間完了して初めてできたかできていないことの評価や褒章が得られます(専門的には強化のタイミングが遅いといいます)。
あいまいな場合は、そもそも行動が具体的に定義されていないことが挙げられます。
例えば明るい職場というのは、それぞれの人にそれぞれの定義があります。
ある人は明るい職場の定義を、窓際で日光が差し込んでいる職場と想像し、
またある人は雑談が多い職場と想像するのです。
つまり、明確な行動化された定義がないと職場を変えることは難しいのです。
例えば明るい職場ではなく、朝毎日出社したときに全員が目を合わせて挨拶をする職場であれば叶えることができます。
具体的に定義していない行動は評価することができないのです。
目標達成を可能にするためには
以上のことから、目標達成のためには、短期(できれば即時)に評価されるよう、
そして具体的な行動を定義するということが大切であるといえるのです。
自分自身で評価することが大変であれば周囲の人に宣言するなどして、短期的具体的に評価を得られるような工夫が必要であるといえるでしょう。
目標設定の際には、ぜひこの2点を留意いただければと思います。