部下から仕事を減らしてほしいと言われたときに知っておきたいこと【管理職向け】
部下からもうこれ以上仕事ができないと言われたときに、「自分の若いころはもっと大変だったよ」と言ってしまう上司がいますが、対応としては最悪であるといえます。
部下としては、昔話や上司の自慢話を聞きたいのではなく、何ができるかを一緒に考え、サポートしてくれることを求めているからです。
昔話や自慢話だけで状況が全く改善されないことがわかると、部下は退職を考えてしまうリスクもあります。
まず何をすべきか
例えば、仕事が多いと相談されたときは 「少しあなたにに頼りすぎているのかもしれません」 「つい仕事をあなたには頼ってしまうのです」 など、部下の方の実力を認めたうえで受容することが大切です。
まずは受け止めることが最も大切です。自慢話はいりません。
その上で、業務量過多に陥っている原因を見極め、業務の棚卸しや業務量の調査などを進めていくことが大切です。
また、業務量自体は以前と変わらないのに(場合によっては業務量が減っているのに)そのような相談があるときは、何か精神的なトラブルを抱えている可能性もあるので、専門家に相談することも考えてください。